芝浦エリアマネジメントは、浜松町駅すぐの芝浦一丁目地区を中心としたエリアで展開されています。
当該地区では、野村不動産株式会社と東⽇本旅客鉄道株式会社が共同で推進する国家戦略特区の事業として、ツインタワーの建設及び周辺の道路、公園、水辺空間整備を行う「芝浦プロジェクト」が進められています。全体の完成予定時期は2030年度、区域面積約4.7ha、高さ約235m、延床面積約55万㎡のオフィス・ホテル・商業施設・住宅を含む大規模複合開発です。
「芝浦プロジェクト」を契機に、水辺空間や運河等の地域資源や将来的に整備される屋外空間を活用し、地域コミュニティの活性化や防災性の向上に寄与するため、エリアマネジメントが始まりました。2021年に港区芝浦港南地区総合支所や地元の町会、企業による「芝浦一丁目地区まちづくり協議会」、2022年には野村不動産株式会社と東日本旅客鉄道株式会社による「一般社団法人芝浦エリアマネジメント」が設立されました。現在はこの2者が連携してエリアマネジメントを進めています。
当社は一般社団法人設立以降、組織事務局の運営支援に携わっています。
浜松町駅周辺では他のエリアマネジメントも展開されており、竹芝エリアの一般社団法人竹芝エリアマネジメント、世界貿易センタービルの建替えが進む浜松町芝大門エリアの一般社団法人浜松町芝大門エリアマネジメントとの連携にも力を入れています。この「三地区連携」では、①旧芝離宮恩賜庭園ライトアップイベント、②プロモーション活動、③MICE誘致に向けた活動、④回遊活性に向けた活動に取組んでいます。
芝浦一丁目地区内の資源を活用したイベントとしては、旧芝離宮恩賜庭園ライトアップイベントに併せたナイトクルーズの運航、リアル宝探し街歩きイベントを開催。
協議会としては、地元町会などが主催する祭りでの子ども向けブースの出店、当日運営支援を行い、地域イベントを盛上げながら地域住民や関係者とのコミュニケーションを図っています。また、毎月エリア内の清掃活動を実施。会員同士のコミュニケーション機会だけでなく、まちを知り、今後どういったまちにしていきたいかを考えるきっかけにもなっています。
当社はこうしたイベントや協議会活動の運営支援に携わっています。
自治体・開発事業者・地域団体さまのご要望に応じて、
まちづくりに関する取組みを幅広くサポートします。
