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コンサルティング実績

秋葉原タウンマネジメント

場所
東京都千代田区
期間
2007年~現在
業務
  • 勉強会・検討会開催
  • 組織事務局運営
  • 屋外広告物運営

JR秋葉原駅前の都市基盤事業をきっかけに再開発協議会からまちづくり会社が設立

秋葉原地域は、JR秋葉原駅前の都市基盤整備事業でまちづくりがスタートしました。複数の開発事業者で⾏われたため、千代⽥区と事業者、地域関係者(町会、商店街等)が集まり協議する場(再開発協議会)がつくられ、地域課題が検討されました。
そして、東⻄⾃由通路や交番、駅前駐⾞場の整備など千代⽥区と連携したハード整備が⾏われ、それを維持・継続していくために、まちづくり会社「秋葉原タウンマネジメント株式会社」が発⾜しました。株主は千代⽥区のほか、事業者と地域関係者で構成されていますが、収益は、株主配当しないことが定款でうたわれており、すべてまちづくり活動に還元されています。毎週⽇曜⽇中央通りの歩⾏者天国の運営や、防犯・防災、清掃活動など地域の安⼼安全に向けた活動と、地域のポテンシャルを活かした観光・広告事業等が⾏われています。
まちづくり会社⽴ち上げ時には、千代⽥区と連携し、住⺠参加のワークショップやシンポジウムが開催され、その企画・運営、そして株式会社設⽴⽀援を⾏いました。

エリアマネジメント収益源となる
屋外広告物

秋葉原エリアマネジメントの収益源の⼀つは、JR秋葉原駅前の公共空間に設置された柱巻き、デッキ上のポスター、床サイン、防⾵板シート、吊サイン等の広告収⼊です。秋葉原では早くから東京都屋外広告物の特例申請を⾏い、モデル事業の実施を経て、2015年⼤⼿町・丸の内・有楽町地区と⼀緒に初めて東京都の「屋外広告物エリアマネジメント⽀援事業地区」の認定を受けました。認定にあたっては、地域独⾃の審査会の⽴上げ、屋外広告物審査基準とガイドラインの策定を⾏い、秋葉原らしいデザインの広告掲出を推進しています。
秋葉原は国内外からの認知度も⾼く、秋葉原での広告掲出を希望するクライアントが多く、エリアマネジメントの広告事業で成功している数少ない地域です。その広告で得られた収益は、すべて防犯・防災、清掃といったまちづくり活動に還元されています。
当社は、モデル事業の⽴上げから、屋外広告物審査基準・ガイドラインの作成と、デザイン審査・審査会の運営を⾏っています。

自治体・開発事業者・地域団体さまのご要望に応じて、
まちづくりに関する取組みを幅広くサポートします。